研究概要
Introduction

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本研究領域では、「精子形成」を研究する項目A01、「卵子形成から初期発生」を研究する項目A02 と「エピゲノム解析」項目A03 とを総括班の下に置く。A01 とA02 により雌雄生殖細胞が受精を境目にして次世代をつなぐ全てのステージをカバーできることになる。しかしながら、エピゲノムのダイナミクス制御因子はまだ多くが同定されたのみで、どのようにしてネットワーク形成・維持に関わって行くのかは不明である。そこで、発生段階の異なる生殖細胞を専門とする研究者が実験材料とデータ及び解析のノウハウを共有することで、この過程を詳細に連携して解析し、この問題の解決に挑む。さらにA03 が側方から最新のエピゲノム解析技術を提供することで全体として時間に沿ったエピゲノムダイナミクスを評価できるシステムを構築する。

平成25 年度は試験管内での実験系の解析に重点を置き、平成26 年度以降は上記の課題を継続すると共に、動物個体の解析をスタートし、各研究グループの連携とエピゲノム解析技術の活用によりエピゲノムダイナミクスを明らかにする。

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Contact|お問い合わせ

領域代表者:篠原 隆司

京都大学 大学院医学研究科 教授

〒606-8501 京都市左京区吉田近衛町

領域事務担当:伊川 正人

大阪大学 微生物病研究所 教授

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘3-1

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